塩谷歯科医院

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8020を目安にフレイルにならないように!

現在打ち上げが11月まで延期されてますが、宇宙飛行士の月面着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」の第一弾で、無人宇宙船「オリオン」を搭載した新型大型ロケット「SLS」=「スペース・ローンチ・システム」をフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ

安全な月への往復が確認できれば2024年には有人で月の周回軌道に入り、さらにその翌年2025年にはアポロ計画以来およそ半世紀ぶりとなる飛行士の月面着陸を目指しているそうです。

ということで今日は「宇宙飛行士の歯について」少しお話をさせていただきます。

むし歯があっても宇宙飛行士になれるの?の質問に対して「フライト前にちゃんと治療すれば大丈夫です」と、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のフライトサージャン(宇宙航空医学の医師)が言っています。

むし歯があっても治療してあれば問題はなく、歯に詰め物があっても大丈夫です。

宇宙飛行士は、打上げの前に、外れそうになっている詰め物はないか、飛行中に悪化しそうな歯はないか、歯科医師に検診を受けます。

宇宙空間で着る宇宙服の中は約0.3気圧に減圧されており、宇宙飛行士はこの減圧環境で作業をして、宇宙船の中では宇宙服を脱ぎ1気圧の中に戻る、ということを繰り返すのですが、もしむし歯や不十分な治療の歯があると、ひどい歯痛が起こる可能性がとても高くなります 。

スペースシャトル「エンデバー号」の日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは「95年の選抜では親不知とむし歯の治療をしないままに2次選抜に臨んだため、不合格通知の紙にはしっかりと『歯科治療の必要を認める』という一文があった」と話されています。

もしも、宇宙で歯が痛くなったら、まず痛み止めの薬を飲みます。どうしてもそれで痛みを抑えることができない場合には、フライトサージャン(医師)の指導の下、他の宇宙飛行士が(親知らずは無理でしょうが)歯を抜く可能性があります。無重力の状態で歯を削るような治療をしたら、水分や削った粉が飛び散って大変なことになりますし、現状では歯を削る装置は宇宙にはありません。

国際宇宙ステーションの船長を務めた宇宙飛行士の若田光一さんによれば、「歯を抜く訓練は、地上にて受けている」とのことです(『宇宙飛行』若田光一著より)。

むし歯予防をすることは誰にとっても大切なことですが、 将来、宇宙飛行士を目指す方は、特にしっかりケアをして、できるだけむし歯をつくらないように頑張りましょう 。

日本歯科医師会は8020運動を平成元年からすすめております。

昭和62年の歯科疾患実態調査では80歳以上で20本以上歯を有する者の割合は7.0%、80歳1人平均現在歯数は4.0本でしたが、平成28年には、8020達成者率が51.2%に増加し目指してきた「8020健康長寿社会」(8020達成者が50%を超える状況)も実現しました。

加西市でも当初は10数名でしたが最近は50名を超えることも多く、昨年は49名でした。コロナまでは芸能大会で表彰し歯科医師会から記念品をお渡ししておりましたが、今年も健康課からお届けしております。

人間の欲は最後は食欲が残る方がほとんどです。

宇宙飛行士を目指さない方は8020を目安にフレイルにならないように頑張りましょう。

ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ

加西市 歯医者 塩谷歯科医院  電話番号 0790-48-3690

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